現状に対する不満

生活が困窮して追い詰められた人間や他国の侵略の危機におびえている民衆は、救世主としての絶対権力者を求め、容易にそのイデオロギーに洗脳されて、『自己の自尊心や利益の分配(おこぼれ)』を貰おうと必死になってその政府や権力を支持するようになります。

『バスに乗り遅れるな』という大日本帝国の帝国主義への参画を支持した日本国民の精神性にも通底することですが、大多数の人間は、大衆迎合的な意志決定をすることが多く、『判断・選択が遅れることによって、自分だけが損をしたり差別されること』を極端に恐怖するわけです。

現代日本で、最近高まって来ている、中国・韓国・北朝鮮に対する反アジア主義的なイデオロギーを支持している層も、何らかの形で『現状に対する不 満・欠乏・不全感』を抱えているはずで、そういった自分に確固とした存在意義を与える為に、国旗・国家にアイデンティティを投影して、『日本国という大い なる物語性』に耽溺するのだと思います。


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